人間をふくめ動物の赤ちゃんってどうして可愛いんでしょう。そもそも、なぜ“可愛い”と思うのか?

ノーベル生理学・医学賞(1973年)を受賞したオーストリアの動物行動学者、コンラート・ローレンツ(Konrad Lorenz/1903年11月7日-1989年2月27日)は、赤ちゃんの身体的な特徴をまとめて「baby schema(ベビーシェマ、ベビースキーマどっちが正解?)」と名付けました。

コンラート・ローレンツ – Wikipedia

Konrad Lorenz – Wikipedia, the free encyclopedia

Cuteness – Wikipedia, the free encyclopedia

その特徴とは、「大きな頭」「目が大きく低い位置」「鼻と口が小さい」「丸い頬」「ずんぐり体型」というもの。これらの特徴に人間は、本能的に“守ってあげなくちゃ”という感情が生まれるんだそう。それが“可愛い”につながると。

シマエナガの正面からの顔を見てみましょう。

シマエナガの正面顔

やっつけだけど目を小さくしてみました。
シマエナガの正面顔

どちらが可愛いかは一目瞭然ですね。シマエナガの成鳥は、人間の本能に訴えかける身体的特徴を持っていたんですね。パンダもそうか。