シマエナガは、日本で見られる鳥のなかで屈指の巣作り上手だといわれています。

繭のような袋状で、上部正面に数センチの出入り口が開いています。

外側は地衣類をクモの糸などで接着して作られていて、白の混じった緑色をしています。天然の迷彩といった感じ。内側は鳥の羽毛がしきつめられフカフカ。

シマエナガのように外側から巣をつくる鳥はあまりいないんだそう。

巣を作る場所は、藪の中か、高い樹木の枝の又の部分。中村さんの調査によると、北海道のシマエナガは落葉広葉樹の枝の又に作ることが多いみたい。

巣作りの様子を見てみたいなあと探してはいるんだけどいまだ叶わず。巣材を集めている姿は何回か見かけたけど。というか、つい先月まで複数の群れがいたのに、1組の番いしか確認できていない。

他はどこに消えてしまったのか?シマエナガの繁殖成功率は高くないので、巣立ち直後の雛を撮影するためには、何組かの番いをチェックしておきたいところです。

参考:中村登流(なかむらのぼる)「信州の自然誌 エナガの群れ社会」(信濃毎日新聞社)Ⅱ鳥一番の建築家~その巣造り